こんにちは、ウォードンです。
最近ほとんどアマゾンフレックスの配送をせず
副業のほうに力を入れていた今日この頃、
アマゾンフレックスより一通のメールが届きました。
内容を簡潔に説明すると
実証実験として既存の時間指定をすべて廃止します
とのこと、、、
、、、やばいことが起きようとしている!?
配達する側でもあり、
注文する側でもある自分にとっては
あまりにも衝撃的でやばい内容だったため、
久しぶりにアマゾンフレックスの配達に行き
その内容について詳細に調べてきました!
- なぜ時間指定が廃止されたのか?
- 今後も時間指定はできないのか?
上記について気になる方は
ぜひ最後までご覧ください!
今までの時間指定枠
今までの時間指定枠は
- 4:00~8:00
- 8:00~12:00
- 16:00~19:00
- 19:00~22:00
- 20:00~24:00
の5つの枠から指定することができました。
これが今回の実証実験で
指定はできず、8:00~22:30の間に配送
となりました。
改めて文字に起こしましたが
とんでもない改変ですよねw
すでにAmazonのサイトでは
時間指定の項目はありません。
再配達の時間指定も廃止
それなら不在にして再配達から時間指定すれば良いんじゃない?
と考えた頭の良い方!
残念ながら再配達の時間指定も廃止されました、、、
以下はアマゾンフレックスで配達した不在配達表です。
左が今まで使用していたもので、右が新規に支給されたものです。
ご覧の通り、下の自動音声受付の欄がキレイに無くなっています。
インターネット再配達も時間指定の項目は選択できず、
日にちのみの受付となるので
完全に時間指定で荷物を受け取ることができなくなりました
どの地域が時間指定廃止されたのか?
日本全国すべての地域で
時間指定が廃止されたわけではなく
首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)と大阪・兵庫
上記の地域のみ時間指定ができない状態となっています。
さらに言うと
上記のアマゾンフレックスのメインステーションから配達される荷物
が時間指定廃止の対象となります。
なので、
- 郊外に住んでいる方
- ヤ〇ト運輸などの別配送業者から発送される荷物
については引き続き時間指定はできるようになっています。
ただ、郊外の利用者が少ないことや
別配送業者を自分で指定できないことを考えると
9割以上の方が時間指定できないと言えるでしょう。
このままずっと時間指定はできないのか?
期間は設けられている
あくまでも実証実験ということで
9月~11月中旬
の間でと期間が設けられています。
この間にデータを取り、今後も継続して
時間指定廃止を行うかを判断すると思います。
なので安心してください!
と言いたいところなのですが
配送している側としては
あまり声を大にして言えないが正直なところです。
過去に行われた実証実験は現在も継続している
最初に説明をした既存の5つの時間指定ですが
これも過去の実証実験により変更されたもので、
実証実験が終了しても
今回の時間指定が廃止になるまで
継続して使用されていました。
なので今回も実証実験期間が終了しても
継続して使用される可能性は十分に考えられます。
どうして時間指定は廃止されたのか?
明確な目的は不明だが、、、
今回の実証実験のメール内に
明確な目的の説明はありませんでした。
しかし、以前の実証実験で
- 配送ルートの効率化
- 配送時の負担の軽減
上記の効果があったと記載があったので
おそらくですが、今回も
配送効率の最適化
が1番の目的だと考えられます。
配送効率の最適化は本当に必要なのか?
- アマゾンフレックスのドライバー不足
- 荷物の増加
- 再配達の増加
様々な要因が重なってその日のうちに
荷物を配りきれないことは事実としてあります。
以前では稀でしたが、
その日到着予定の荷物が配送不可
になることは最近ではよくあります。
これが配送効率の最適化で防げるのであれば、
配送効率の最適化は必要だと思います。
時間指定廃止が必ずしも配送効率の最適化に繋がるとは思えない
今回、時間指定廃止になってから何回か
Amazon flexの配達を行いましたが、
良い点もあれば悪い点もありました。
良い点:配送時間の削減
Amazon flexだけでなく、
その他の運送会社のほとんどが
ルート配送で配達行います。
ルート配送はその日の荷物を事前に
どの順番で回るかを決めてから配送することです。
そうすることでその日無駄なく、
最短ルートで配送することが可能になります。
しかし、ここに時間指定が関わってくると
- 同じ道を何回も通ったり
- 1件の時間指定のために往復で20分ロスしてしまう
このようなことが起こり、配送の非効率の原因にもなります。
これが時間指定の廃止により、
体感ですが平均30〜60分は
短縮できていると実感しています。
1件あたり1〜2分で配達を行うとしたら
追加で15〜30件より多く配達できるので
十分配送効率の最適化になります!
悪い点:不在は増える
時間指定=その時間なら確実に受け取れる
そう言い換えても過言ではないくらい、
時間指定の荷物は必ず受け取ってもらえます。
当然、時間指定していても
受け取ってもらえない荷物もありますw
逆に言えば時間指定のない荷物は
置き配を除いて不在になる確率が高いです。
今まで時間指定できることで
受け取ることができた人たちが、
時間指定廃止によって
受け取れず不在の件数は増えます。
現に自分も配送してみて
時間指定廃止前よりも
不在の件数が増えたと感じています。
特に企業や店舗など営業時間が
定められている場所への荷物は
確実に不在になっているはずです。
改善すべきは不在の荷物
配達をしていて1番時間がかかるのは不在の荷物です。
不在の荷物は
- 不在票の記入
- お客様への架電
- 2度周り
など本当にやる作業が多いです。
それでも受け取ってもらえなければ
次の日の新しい荷物に追加で運び、
また不在なら同じことをしなければいけません。
個人的な意見ですが、
不在で毎回再配達の依頼を出さない人より、
時間指定でも1回で受け取ってもらえる人
のほうが断然ありがたいです。
まとめ
今回の時間指定廃止は
ドライバー目線でもお客様目線でも
メリットよりデメリットの方が強く感じたので、
11月中旬で一旦元に戻してもらいたいのが自分の本音です。
ただ、先ほども言いましたが今回の実証実験で
配送率が上がるとなれば継続する可能性は十分にあります。
個人的には40%の確率で
時間指定廃止は継続する気がします、、、
それよりも
再配達の有料化
こっちの方にぜひ力を入れていただきたいと思っています。
配達をしていて毎回不在になる荷物は大抵同じ人です。
その一握りの人のためにサービスが
改悪してしまうのは本当にもったいことだと思います。
有料化とまではいかなくても、
再配達の連絡が来るまでは再配達しない
これだけでも十分配送効率の最適化になると思います。
以上、ウォードンでした!
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